スタッフが選んだ今月のおすすめ本です。
今月のテーマは「変身 変態・擬態」です。
お手に取って読んでみてください♪
『いないよ いないよ いませんよ』
ふくざわ ゆみこ /さく・え 教育画劇
おすすめ年齢:幼児
コノハチョウさんがオニになって、虫たちのかくれんぼがはじまりました。
あちこちさがしてみましたが、だれもみつけることができません。
疲れてしまったコノハチョウさんは地面の上で一休みします。すると、かくれていた虫たちが
しびれをきらして出てきました。コノハチョウさんはどこにいってしまったのかな?
『おたまじゃくしのチャム』
竹中 マユミ/ぶん・え 偕成社
おすすめ年齢:幼児
おたまじゃくしのチャムは、大きくなったらこんなふうになりたいなと、魚や鳥、亀にあこがれます。
それなのに口はひろがり目はくりくり大きくなって、尾っぽは消えてなくなりそうです。
その時ふと上を見ると、チャムと同じ4本足で尾っぽがない仲間を見つけました。
『かぶとむしはどこ?』
松岡 達英/さく 福音館書店
おすすめ年齢:幼児~小学校低学年
春がやってきました。かぶとむしはどこにいるのでしょう。去年産まれた幼虫が、
積もった落ち葉の下にいました。 土の中で冬を過ごし大人になるための準備をして、夏の夜いよいよ
地面の上にでてきます。 幼虫から成虫までの一生を、絵本でわかりやすく説明しています。
『八ケ岳に舞え、100万のオオムラサキ』
反町 昭子/さく 山口 まさよし/絵 汐文社
おすすめ年齢:小学校中学年
虫が大好きなコウタと妹のマキは、八ヶ岳に住んでいるおばさんの家へ行きました。ある日、
チョウの写真が入っている額を見つけたコウタ。そこには国蝶オオムラサキが写っていました。
オオムラサキに興味を持ったコウタ達は、自然と同じ状態で飼育されている近くの
オオムラサキセンターへ 行くことになります。オオムラサキの成長がよくわかる一冊です。
『自然のかくし絵 昆虫の保護色と擬態 』
矢島 稔 /さく 偕成社
おすすめ年齢:小学校低~中学年
敵から身を守るために、自然の色や形をまねてかくれている虫たちがいます。
木の枝のような「ホソミオツネントンボ」や、バラの枝にまぎれている「シャクトリムシ」、
「セミ」や「ガ」も樹皮になりきっています。 写真の中にかくれている虫たちをさがしてみましょう。